カラオケで高得点を狙いながら、感動させるうたを歌う方法

 

こんにちは、あっきー(@hitokara_akkie)です。

 

ヒトカラは好きな曲を好きなだけ歌えてストレス発散になりますよね。

でも、友達や恋人、同僚とカラオケに行くときはどうでしょうか?やっぱりうまく歌って一目置かれたい・・・。「さすがだね、うまい!」と言ってもらいたいですよね。

ここでは、独りよがりにならない歌い方。

ずばり「いいうた」を歌えるようになるコツをご紹介します。

 

「いいうた」とは?

みなさんの中で「いいうた」とは何でしょうか?感動して涙が出るうた、カラオケで高得点が出るうた、とにかくカッコイイうた。。色々あると思います。

商業用としてうたう歌。誰かのためじゃない、ただただ歌ううた(カッコいい・・)

 

歌って自由だし、自己表現をする上ですごく手軽に自分のソウルを表に出せるツールの一つだと思うんですよね。

 

ヘビーローテーションする曲はいいうた

結論を言うと、私が思う「いいうた」は、何度も聴きたくなる歌です。ヘビーローテーションする曲ですね。

ヘビーローテーションではなくても、ふと思い立った時に聴きたくなる曲ってありますよね。それこそ何年も前に流行った曲。

私も、この間ふと20年位前に流行った曲がいきなり頭の中に降ってきたので、カラオケで歌ったことがありました。

そんな風に人の心に染み込んで離れない、「なぜだか何度も聴きたくなるうた」がいいうただと私は思います。

 

ミリオンセラーを叩き出した(いわゆる売れた曲)ってたくさんありますが、それが必ずしも「いいうた」だった・・とは限らないですよね。

逆に、まったく売れていないけれど、自分は本当に好きで、自分にとっては神曲だっていう歌もあると思います。

私はこの時代、生き残っていくのはいいうたをうたうアーティストだと思っています。

これを、私は本質志向と言いたいと思います。

そんなアーティストに自分もなりたい・・・!!という思いで昔は私もアーティストを目指していましたが、今はたまに音楽の仕事に携わるだけで、普段はサラリーマンをしています。(*´ω`)

 

ただ、夢を捨てたわけではないですし、カラオケが好きなのでボイトレを兼ねてよくヒトカラに行くことにしています。

そんな私が日々模索する「いいうた」を歌うための、自己流の考え方や歌い方を綴ろうと思います。

誰かの何かのお役に立てれますように。

カラオケで100点取ることが全てではありませんが、どうせなら100点取りたい!という方も多いと思います。

ここでは、採点で高得点を狙いつつ、いいうたを歌う方法について書いていきます。

 

人の心を動かす歌をうたうには、自分の心にも着目しよう

まず、何度も聴きたくなる「いいうた」は、いろんな要素で出来上がっていくものだと思います。

良いメロディーと歌詞であることはもちろん必要なのですが、それはここではちょっと置いておいて、、、
うたうことについて考えていく事にします。

 

音程、リズム、感情表現。。。いろいろあると思いますが、私は一番大事なのは、、、全部!と言いたいところですが、やっぱり想いでしょうね。

感情表現がまったく無く、正確な音程、リズムで歌う歌もあると思いますが(それこそカラオケで毎回100点を叩き出すような)、それはそれで、それなりに聞こえると思うんです。(どこぞやのフィルムやさんのCMみたいですね。)

 

でも、「次また聴きたい!!」と思う人ってどのくらいいるんでしょうか?

みなさんが好きなアーティストの曲ってそうですか?

違うんじゃないでしょうか?

やっぱりどこか哀愁漂っていたり、聴くだけでワクワクしたり、元気をもらえたり、勇気がわいてきたり、自分の経験と重なって思わず涙が出たり。。。「よし、明日も頑張っていこう!」と少しでも思えたり。そんな曲ではないでしょうか?

じゃあ、そんな曲って、アーティストはどのように歌っているのでしょうか?

 

私も過去にアーティストのレコーディングに携わったり、CMソングを色々と歌ってきましたが、やっぱり聴く人のことを思って歌うんですよね。

よく、「誰かに伝えようと思って歌うといい」といいますが、私もそう思います。

 

先日HYの中曽根さんがあるテレビ番組でこう言っていました。「ステージに上がる前に、お客さんの心の浄化をする!」と心に言い聞かせているそうです。

いいですね、心の浄化。私はこの表現がすごく好きです。

中曽根さんの人柄が出ていると思うし、優しい人なんだなって思います。自己中の歌でも構わないんだ!という人もいますが、私は誰かのために歌う歌が好きです。そして、中曽根さんの生まれ持ったパワフルなボーカルと心に響く歌い方。やっぱり好きです。

少し話がそれましたが、やっぱり想いを持った歌とそうでない歌は、心への残り方というか、へばりつき方というか(他に適切な言い方はなかったのか・・)が違ってくると思うですね。

なので、まずはカラオケでもなんでも歌う前に、これはいったい誰に宛てて歌う歌なんだろうと考えて歌うと良いと思います。

技術ももちろんすごく大事ですが、まずは想いかな?と私は思います。失恋ソングだったら、目の前に失恋した友達がいて、慰めたり元気づけようと思って歌ってみてはどうでしょうか?

 

ここからは技術的なことになります。

腹式呼吸は必要ない?

結論、私は腹式呼吸はそこまで意識しなくていいと思います。普通に声が出るなら。(こんなことを言うと、プロのボイストレーナーの方々に怒られるかもしれませんが。)

巷ではこれでもかってくらい「腹式呼吸が大事だ!」「うたはまず腹式呼吸だ!」という人がいますが、私はあまり必要性を感じません。

正確に言うなら、私は腹式呼吸はできますが、歌の時は特に意識していません。腹式呼吸ばかりを意識していたら、肝心の想いや歌詞を考える暇がなくなるから(笑)

それでもどうしても腹式呼吸をマスターしたい!という方は、ググってみすとそれはそれは丁寧に説明してくれるページが見つかりますので、チャレンジしてみるのはいいと思います!

 

歌詞はなるべく見ないで歌う

歌詞については、なるべく覚えた方が良いです。カラオケで歌うなら。

カラオケは歌詞が全部表示されますよね?便利です。でも、いいうたを歌うには本当は見ない方が良いです。
歌詞を見てしまうと、どうしても追ってしまうんです。追うことが1つの作業になるんですよね。

この作業が延々と終わりまで続くと、全体的に聴いていてやっぱり響いてくる温度感が違ってくるんです。

例えば歌詞を「追って」うたうと、演説などでカンペを見ながら「しゃべらされている感が出ている」政治家さん状態に近くなるんです。

歌詞を覚えた状態で、(カラオケの場合)バックの音を聴きながらうたうと、歌詞を覚えている分表現に力を注げるんです。

同じ「愛してる」のフレーズでも、歌詞を見た場合より覚えて歌った方が微妙に歌いまわしが違ってくるはずです。(愛してるの「あ」がエッジボイスになって哀愁漂ったり、「し」がいい感じでかすれたり、、、)

 

■音程、ビブラートについて

音程、ビブラートについては別途こちらをご覧ください。

「精密採点の採点基準」

 

■フレーズを意識して歌いましょう

フレーズとは、歌詞のひとまとまりの事ですね。

例えば「君を忘れない どんなに月日がたっても この思いはずっと色あせないから」・・・

みたいな歌詞があったとして、「君を」「忘れない」「どんなに」「月日が」「経っても」・・・とブツブツ切って歌っても心に響きません。

「君を忘れない」「どんなに月日が経っても」というフレーズを意識して、一フレーズをヌルーっとマルーっとひとまとめで歌うように意識しましょう。文章で言うところの「、」「。」で区切る感じですね。

こうすることで聞こえ方(伝わり方)が格段に違ってきます。

 

■口の開け方について

発声方法とか口の開け方とか、すごく基本的なことについてはここでは言及しませんが、結論、口は開けましょう

どのくらいか?驚いた時→「はっ」(゚д゚)!とした時の開け方くらいで良いと思います。こぶし1個が入るくらい。。。とか言いますが、そんなに開けると顎が外れます。

いくら十分な息の量が肺から出されても、口が閉じているとそれを活かしきれず、発声が不明瞭になったり、音程がとりづらくなったり、音の立ち上がりが遅くなったりします。(リズムが遅れ気味になったり、なんだか締まりのない歌い方に聞こえてしまいます。)

 

■息の流れを意識しましょう。

先ほどの「フレーズを意識しましょう」にも通ずるのですが、歌っている時にできれば体から出ている息があって、その上に音程・歌詞・リズムを付け加える(乗せる)イメージを持つと良いでしょう。

息・音程・歌詞・リズムがごちゃ混ぜではなくて、息の流れが基本として存在していて、その上に音程・歌詞・リズムがぴょこんと乗るイメージが良いと思います。

こうすることで、先ほどのフレーズ感も自然と出るようになりますし、歌を始めから終わりまで聞いた時になんだか安心感がアップしたような聴き心地がよくなります。

たとえば、パスタで言うと、息がお皿で、音程・歌詞・リズムなどが麺や具材や香辛料といったところでしょうか?

息がないと歌えないですからね。基礎なんですよね。いくらリズムが正確でも歌詞が聞こえても、息が意識できていない歌は、なんとなく頼りなく聴こえてしまいます。

 

まとめ

色々と書いてきましたが、「いいうた」とは、、、

 

いいうたをうたうときの心得

  • 100点=いいうたとは限らない
  • 誰に宛てて歌ううたなのか?を意識する
  • 技術にこだわりすぎない

 

少しでも参考になって、実際に変化を少しでも感じていただくことができれば嬉しいです。

私がカバーした曲も何曲かYouTubeにアップしていますので、よかったら聴いてみてくださいね!