こんにちは、カラオケ大好きな不動産営業あっきー(@hitokara_akkie)です。
毎日色んなお客様と接していると、中にはすごいお客様がいるもんで・・・。
今日は、そんなお客さんから言われた衝撃的な一言についてお話ししようと思います。
物件がなかなか決まらないお客様
せっせとデスクワークをしていたある日の事。
パソコンに「お客様から問い合わせがありました」と表示されました。
メールに書かれていたのは、いたって普通の内容でした。
「ペットと一緒に暮らせる物件を探しています。家賃は〇万円くらいで、間取りは2LDKで・・・なかなか物件が決まらなくて困っています。」
よくある話です。
詳しく聞くと、ゴールデンレトリバーとのこと。
たしかに、ペット可物件って、通常の物件に比べてひじょーーーーーーーーーーに少ないです。
体感的に、全体の物件の10分の1くらい(もしくはそれ以上)に減ってしまうのではないでしょうか?
物件探しに難航するのも分かります。
そのお客様は女性で、近々結婚する男性とも一緒に暮らしたいとの事。
ペットともとに愛する旦那様との暮らし。
良いですねー。
いつものようにレインズ(不動産業者間の物件サーチのネットワーク)でペット可物件を探し、何件かお客様に紹介してみました。
お客様とメールでやりとりする事数回。
後日3件の物件を内見する事になったのです。
挨拶しないご主人
案内当日、新人だった私は、1件目の物件に余裕を持って10分ほど前に到着しました。
事前にお部屋の鍵を開けたり、窓を開けたりしながらお客様が到着するのを待ちます。
すると、時間ちょうどにお客様がペットとともに到着。
奥様とご主人に挨拶する私。
「初めまして!!〇〇不動産の△△と申します。本日はよろしくお願いします!!」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」とにこやかに挨拶してくれる奥様。
しかし、ご主人はチラッとこっちを見ただけで、挨拶してくれなかったのです。
なんか、嫌な予感・・・
人見知りかな?
それくらいにしか思っていませんでした。
このご主人が曲者だったことは後々知ることになります。
その後ほどなくして1件目の物件の内見を開始し、2件目までスムーズに内見が進みました。
3件目の物件で事件は起こった。
事件が起こったのは3件目の内見が終わったときでした。
「本日ご内見いただく物件は以上ですが、いかがでしたか?気に入った物件はございましたか?」
と聞く私。
奥様は、「そうですねぇー・・3件目の物件が気に入ったのですが初期費用が高いですね・・・」
これまで無言を貫き通してきたご主人にも問いかける私。
「やはりもっとお安いほうが良いですよねー(^^)」
そこでご主人から返ってきた一言。
「は?そりゃそうでしょ?
なに当たり前のこと聞いてんの?
駅近で、広くて安くてきれいな物件があればみんなそこに決めるでしょ?
そういう部屋を探すのがあなたたちの仕事でしょ?
何言ってんの?」
・・・
は?
ポカーン( ゚д゚)
え?もしかして怒ってる????
それまで一言もしゃべらなかったご主人が親の敵とでも言いたげなその一言にびっくりする私。
苦笑いする奥様。
・・・
3秒後。
「あ、、あはは。。。そりゃそうですよねー。」
ひきつった顔で返事をする精いっぱいの私。
始めから様子がおかしいとは思っていたが、そういうことだったのかー。
そりゃ他の不動産屋でも部屋見つからないでしょうよ・・・。
もちろん、このお客様と会ったのはその日が初めてです。
なのにその言い草っ!!
やっぱり、世の中には想像を超えてくる人がたくさんいますね。
ご主人から言われた一言は、内容としてはごもっとも。
もうね、至極全う(しごく・まっとう)。
でもね、
初対面ですよ!?
しょ・た・い・め・ん!!!
いやぁ、あのときは本当にびっくりしました。
お客様と営業という立場とは言えど、言い方ってもんがあるでしょうに。。。
ちなみに、不動産会社は、お客様がお部屋を決めてくれない限り、一銭ももうけはありません。
たとえ1日中物件を見て回っても。
です。
結局このお客様は物件を決めてくれず、ただただ感じの悪い思いを私がしただけの日になりました。
まとめ
不動産の営業も人間です。
嫌な思いをさせられたら、それまで「よし!良い物件を探そう!!」という意気込みも薄れてしまいます。
あなたがもし今後良い物件を探して引っ越ししたいのなら、不動産屋さんを味方につけることをおすすめします。