こんにちは、あっきー(@hitokara_akkie)です。
- カラオケで、他の人よりなんだか声がこもって聞こえる・・
- 話しているときは感じないのに、歌ってマイクを通すと声がこもる
- 声がこもるせいで、オリジナルと雰囲気が違って聞こえる
こんな悩みを持っていませんか?
実は、私も昔から声がこもる人でした。
「親から受け継いだこの口と、声帯のせいだ!」
と見当違いの恨みを持っていました笑
しかし、ボイストレーニングを受けて半年ほど経ったころから声の質が変わってきました。
ボイトレを受ける前は、マイクを通して聴いたときに高音ははっきりと聞こえるのですが、低音になると途端にボンヤリ、なんだかもこもこするような声になるのです。
完全にカラオケの音に声が負けて、埋もれてしまうんです。
私はもともと柔らかい声質なのでミスチルの桜井さんみたいにかっこよく張りのある声で歌いたかったので、それを解消しようとして試行錯誤しました。
そして、行きついた結論が今となっては間違った方法だったのです。
それは・・・
「声質が柔らかいからだ!だからキンキンした声を意識的に出さなきゃいけないんだ!」
「よし!喉を閉めよう!!」
その結果、やっかいなことにちょっと自分が目指す声に近づいてしまったので、
「おお!!正解だった!自分天才!!」
と思ってしまったのです。
その結果、喉が枯れやすくなって喉を傷める。。
という末路をたどり、それが間違いだったことに気づいたころには癖がなかなか抜けなくなっていたのです。
これを見ている皆さんにはそんな風になってほしくないので、対処法をお伝えします。
声がこもる原因は響きの位置にあった!
実は、マイクを通すと声がこもる原因は、声の響きの場所にあります。
オペラ歌手、演歌歌手、ポップス歌手、、、
色んな歌手がいますが、カラオケでポップスをかっこよく歌いたい!!
という人は、鼻に響かせた声で歌ってみてください。
ざっくりいうと鼻声。
ハミングという言葉を知っていて、実際にできる!という人はその感覚です。
ハミングって?という方は、「ん」の発音を、口を開けたまましてみてください。
「んーーーー」と長く伸ばした時、鼻に響いているのが分かりますか?
鼻がちょっとくすぐったくなる感覚です。
その声が鼻に響く感じがポイントです。
その感覚のまま、カラオケで歌ってみてください。
コツは、鼻声にした後に口を縦に少し開けて、発声します。
始めのうちは違和感があると思います。
「違う!自分の求めてる声はこれじゃない!」と思うかもしれません。
これはあくまでも鼻に響かせることを目的としているので、自分の好きな声質にちょっとずつ寄せて行ってあげるといいと思います。
ただ、この時喉はしめすぎないようにしてくださいね。
よく、ボイトレで「喉を大きく開けましょう!」と言いますが、これを鵜呑みにしてしまうと、本当に開けすぎてしまって、まるでオペラ歌手のような声になってしまいます。
オペラ歌手の真似をしてみるとわかりますが、鼻に響く声ではなく、胸に響く声になっていると思います。
実際に胸のあたりが響いている感覚が分かると思います。
ポップスなので喉は開けすぎないようにしましょう。
(喉にグッと力が入りすぎないように注意すればよいと思います。)
今までと声の響きが変わって、明るく響く声になっていると思います。
マイクの位置(マイクの指向性)
せっかく良い響きになっても、それをマイクが拾ってくれないと話になりません。
そこで、マイクの位置にも注意します。
実はカラオケで使われているようなマイクには指向性(しこうせい)というものがあって、ただマイクを口のあたりに持ってきても、角度や場所によっては最大のパフォーマンスを発揮できません。
マイクの指向性とは、マイクが音を拾ってくれる方向のことです。
結論から言うと、マイクを握る部分から頭の方に向けてが一番音を拾ってくれます。
以下の画像の方向です。
せっかく鼻に響かせているので、いつものマイクの位置よりは、若干上に(鼻のほうに)寄せてみましょう。
まとめ
こもった声を解消するには、
- 鼻に響かせることを意識する
- 口は程よく縦にあける
- マイクを今までよりも鼻に寄せて歌ってみる
特に低音の響きが変わって、カラオケの音量に負けずに響いてくれるようになりますよ!
ぜひ試してみてくださいね!