吹奏楽経験者がカラオケで歌うとロングトーンしがち

 

こんにちは、あっきー(@hitokara_akkie)です。

私は中学と高校で6年間吹奏楽部でトロンボーンを吹いていました。

文化部の中で地味に(いや、けっこうか?)人気のある吹奏楽部。

最近はそれほどではありませんが、以前は「所さんの笑ってこらえて」などTV番組の露出も結構ありましたよね。

吹奏楽部出身としては嬉しいですし、懐かしくて楽器を吹きたくなりますよね♪

でも、「大人になると毎日楽器を吹きたくても吹けない。。。でも音楽は楽しみたい!」…ということで、カラオケに突っ走ったのは私ですし、私のようにカラオケが好きな吹奏楽畑出身の人は多いはず!!

ただ、、、吹奏楽とカラオケは同じ「音楽」というカテゴリーでくくることはできますが、若干音楽的な表現では違うところも多々あるんですよね・・・

吹奏楽経験者が陥りやすいカラオケの歌い方と、克服方法について説明したいと思います。

吹奏楽経験者は、カラオケでロングトーンしがち

吹奏楽部の練習でメインとなるのが、ロングトーンやタンギングやリップスラーなど。

その中で最も重要(だと私は思っている)のがロングトーン

最も重要なのに、最もキツくて面白くないのもロングトーンの特徴。

経験者なら頭を縦にブンブン振ふくらいには共感してもらえる自信があります(笑)

ロングトーンができない=楽器を吹けないにほぼ等しいので、それはそれは鬼のように毎日ロングトーンしまくるんですよね。

酸欠になりながら、ヒィヒィ言いながらロングトーンに打ち込んだ苦い思い出があります。

でも、きちんとロングトーンができれば他の技術の下地となって、楽器のスキルをグングン伸ばしてくれる大切な基礎練習でもあるんですよね。

 

これ、カラオケで言うところの発生の基礎と同じですよね。

なので、吹奏楽出身者がカラオケでやりがちなのが、フレーズの終わりを必要以上にやたらと伸ばしたがる。です。

私もカラオケに目覚めた時はそうでした。

だって、フレーズの終わりって音を伸ばすことが多いじゃないですけか?

伸ばす=ロングトーンしなきゃ!!っていう発想がどうしても出てきてしまうんですよね。

もう、刷り込まれてるんです。脳内に。

洗脳されてるんです(笑)

 

なので、特にバラードのサビ終わりで、やたら目ったら伸ばし気味になるんです。

伸ばすと歌ってる本人は気持ちいい~ってのもあります。

 

最近はカラオケの採点で100点を目指す人が多くなったせいか、このロングトーンを吹奏楽経験者じゃない人も多用する傾向にあるんですよね。

それが悪いとは言いませんが、やっぱり適切な伸ばし具合ってあるんですよね。

カラオケで高スコアを出すことが悪いとは言いませんが(実際に私も100点を目指してゲーム感覚でよく挑んでしますしね!)、歌の本質に迫ろうとすると、絶対に点数ではないので、フレーズの終わりの伸ばし具合は歌詞の意味を考えつつバックで流れるカラオケと一体化して自然な流れでロングトーンを終えるべきだと思います。

じゃあその自然流れって?という話になるのですが、歌本来の性質として、これが正解!!ってものは無いので、そこはもう自分の感性を向き合うしかないと思います。

とはいえ、始めのうちはオリジナルをよく聴きこんで真似してみるのも一つの手だと思いますし、自分の歌を録音して客観的に聴くっていう方法もあります。

そもそも、プロのアーティストだってオリジナル音源とライブでは歌い方が全然違う時もありますよね?

それはライブ中の会場の空気感や自身の当日の喉のコンディションなんかで自然に変わってくるものなんですよね。

まとめ

吹奏楽部ロングトーンしがち問題については、

  • 歌でも、もちろんロングトーンのスキルは重要!
  • でも、必要以上にロングトーンし過ぎると曲の雰囲気をダメにするよ!
  • オリジナル曲をマネたり、歌詞の意味を考えてバックのカラオケと一体化して適度なところでロングトーンを終えましょう!

 

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