こんにちは、あっきー(@hitokara_akkie)です。
Mr.childrenのカラオケ人気ランキング第6位
(第一興商LIVE DAM:2019年5月現在)
「しるし」
の、カッコいい歌い方のコツをお伝えします!
リリース:2006年
タイアップ:日本テレビ系ドラマ「14歳の母」主題歌
全国平均:81.697点(LIVE DAM)
最高音:地声hiB(高いシ)
ひと言:イントロ静かで、歌い出しが怖いよね!
「しるし」Aメロの歌い方
出だしに注意しよう!
イントロがピアノのみのシンプルな伴奏で、すごく静かに始まる曲です。
カラオケでは歌う方もドキドキしますが、聴く方も、なぜだか自然とドキドキしてしまうものです。
なので、最初がめっちゃ肝心です。
特に高い音程で始まるわけでもなく、リズムも取り立てて難しくない。
ミスチルに限らず、こういったシンプルな曲ほど実力がはっきりと出てしまうのがカラオケの怖いところ。
初めの1フレーズで聴く人の心を掴めるかがポイントになってきます。
初めに音を外したり、ボリュームを間違えて爆音で歌ってしまうとその後をなかなか聴こうとしてくれなくなるのが人の常・・・。
- 歌うぞ!!
- 音程を合わせるぞ!!
- 始めは肝心!間違えないぞ!!
と気を張ってしまうと失敗して逆効果になることが多々あります。
なので、誰かに話しかけるような気の抜き方でオケの音と自分の声をブレンドする感覚(オケと仲良くする感覚)で歌うと良いでしょう。
緊張し過ぎず、普段普通にしゃべる感覚で歌い始めるといいと思います。
シンプルなので、歌いまわしに気を配ってみよう!
メロディーはそれほど難しくありませんし、キーも高くありません。
なので、細かな歌いまわしを気にしてみましょう。
例えば、「こうなることが」の「こと」の部分。
「こ」と「と」の間が、ポルタメントといってなめらかに音程が下がっています。
ポルタメントは「自然にできるよ!そんなの簡単!」と言う人と、「難しくてうまくできない!」という人に分かれます。
「難しい!」と言う人で、無理して失敗するくらいならカチっカチっと歌っても良いのですが、桜井さんワールドを表現したいのであればぜひポルタメントを意識して歌ってみましょう!
その後のフレーズ「どんな言葉を選んでも」の「ら」と「ん」の間も同じくポルタメントです。
ミスチル節をカッコよく歌おう!
ミスチル節(※)が出てきますね。「ぐちゃぐちゃに丸めて捨てる」の部分です。
ここはもう、練習あるのみ!
オリジナル曲を聴きながら一緒に歌って練習しましょう。
※ミスチル節についてはこちら
「しるし」Bメロの歌い方
音程に気を付けよう!
- 「心の声は」
- 「沈黙の」
の2か所は、音程が取りづらい箇所です。
「心の」の部分は4分音符なので、一つ一つ正確に音程を置いていく感覚で丁寧に音を取りましょう。
「沈黙の」の部分は、特に「く」と「の」の下がる幅が大きく、そして「の」の音程が低めなので、「の」の着地を失敗するとかっこ悪くなってしまいます。ここも丁寧に音取りしたいところです。
歌詞を伝えるリズムを感じよう!
先ほど、音程が難しいと紹介した「心の声は」の部分について。
4分音符で構成されていて、リズムとしては非常に歌いやすいです。
ここからは推測ですが、桜井さんとしては
- Aメロとサビの架橋であるBメロを少し落ち着かせるために、あえて動きの少ない(と感じ取れる)4分音符を多めに使って、サビを際立たせようとしている。
- 「心の声」が君にとどくのかな?という不安な気持ちをストレートに表現するために、シンプルな4分音符を多めに使った。
のかな?と思います。
なので、不安な気持ちをストレートにシンプルに丁寧に歌に詰め込むと、曲全体の雰囲気をアップさせることができると思いますよ!
ちなみに、この曲のPVをよくよく見ると、AメロからBメロへ移行するタイミングで桜井さんが右手を4分音符の倍の8分音符で動かしてリズムを取っているのが分かります。
それだけ、桜井さんもAメロの終わりからBメロの頭の4分音符に意識を向かわせている証拠だと思います。
「しるし」サビの歌い方
軟口蓋を上げて歌おう!
サビなので一番メッセージ強く力強く響かせる部分ですね!
この曲に限らず、サビって曲の中で一番キラキラするところなので、その曲の最高音が使われることが多いですし、歌詞にも実はちょっとした工夫がされていることが多いです。
この「しるし」で言うと、サビ頭の歌詞が「ダーリン」なので、発音した時の母音が「あ」になります。
「あいうえお」の中で一番マイクの抜けが良い(響きの良い)のはやっぱり「あ」なので、「ダーリン」というフレーズを頭に持ってきて響きを出しつつ、桜井さんのカッコいい声でロングトーンするなんて、かっこよすぎる・・・。確信犯的な歌詞ですね!
(確信犯とは、本来このような意味ではありませんが、、、まあいいでしょう・・)
さて、この「あ」ですが、もちろん口は結構開けますよね?
この時、喉にぐっと力を入れたくなる気持ちも分かりますが、張り上げて歌ってしまうと苦しく聴こえますし、喉も傷めます。
そこで、この曲に限らず、母音「あ」でロングトーンするときは軟口蓋上げを意識してみましょう!
この軟口蓋上げを意識すると力まずに楽に、響きの良い声が出やすくなりますよ!
軟口蓋の上げ方は、イメージとしては遠くにいる友達を呼ぶときに「おーーーい」というときの「お」の喉の開け方です。
その口の(喉の)開け方で「ダーリン」を歌ってみてください。
もちろん、母音「あ」以外でも使いましょう!
特にサビ最後の「今微妙なニュアンスで」のところは死ぬほど高いので、軟口蓋を上げて鼻腔共鳴を使って乗り切りましょう!
やっぱり出てきた!ミスチル節
- 「いろんな角度から君を見てきた」
- 「僕は愛を思い知るんだ」
など、ミスチル桜井さん独特の歌いまわしがたくさん出てきます。
良く原曲を聴いて、ミスチル節の場所、歌いまわしを練習しておきましょう。
まとめ
ミスチルの「しるし」をカッコよく歌うには
- AメロとBメロは丁寧に、音程やリズムに気を付けよう!
- サビは桜井さん独特の歌いまわしをしっかりマスターして、軟口蓋を上げて高音を乗り切ろう!
ちなみに、私が実際に歌ってみた音源がありますので、DAMともメンバーの方は、☆AKKIE☆で検索して聴いてみてくださいね!