こんにちは、年間カラオケに100回以上行くあっきー(@hitokara_akkie)です。
カラオケでは絶対に原曲キーで歌う!!
そう決めている人も多いと思います。
実際に自分もそうでした。(その方がカッコイイし)
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
本当にそれが一番カッコいい(自分の魅力を最大限に発揮できている)のでしょうか?
原曲キーでうたう=カッコいいではない!?
残念ながら、原曲キーでうたう=最上級のかっこよさではありません。
↓
自分が歌っていて気持ちの良いキーと、それを聴いている人の気持ちの良さは別!と考えましょう。
一人カラオケならまだしも、聴く人がいる場面では自分に合ったキー設定をしましょう。
私の記憶では、90年代のカラオケは原曲キーより下げて製作されているものが多かった気がします。
デンモクで予約するときに、もともとキーが下がった設定になっているやつですね。(「原曲#1」とか「原曲#2」のように表示されているやつですね)
しかし、ここ最近のカラオケは「原曲キー」で製作されているものしか見なくなりました。
日本国民の歌唱力が上がってきたのでしょうか。それとも原曲キーにこだわる人が多いからそうなったのでしょうか。私は両方だと思っています。
そんな原曲キー。歌えるならそれに越したことは無いですが、無理して歌うとデメリットばかりです。
聴いている人が苦しくなる
例えば、レミオロメンの粉雪。
サビの最高音(「こなーゆきー」の「な」)がHiA(ハイエー)なのですが、スコーンと当たる人はかっこよく聴こえます。
しかし、裏返ってしまったりファルセットになってしまうとそもそもの世界観ぶち壊し。という事態に陥ります。
ギリギリ出ても首筋に血管が浮き出てる状態では、聴いている方も「うぐぐっ・・・・」と気持ちが苦しくなり、冷静に曲を聴いていられませんよね。
なにより、喉痛めます。
そうは言っても、「原キーがいい!」「原キーで歌うんだい!」「ヤダヤダヤダ!!」という人はそれでもいいと思いますが、聴いている人が苦しくなっていることも考慮しておきましょう。
男性が女性の曲を歌う時のキー設定は、どうすればいい?
私は男性ですが、女性の曲を歌うこともあります。
カブトムシ/aiko、残酷な天使のテーゼ/高橋洋子、ごめんね…/高橋真梨子 等
そんな時、必ず必要なのがキー変更。結論から言うと、
男性が女性曲を歌う時は「5~6下げ(♭5~♭6)」もしくは「5~6上げ(♯5~♯6)」
がしっくりくると思います。
反対に、女性が男性の曲を歌う時も同じく「5~6下げ(♭5~♭6)」もしくは「5~6上げ(♯5~♯6)」くらいでよいと思います。
当たり前ですが一般的な男性の音域と女性の音域は違います。
よく、女性曲を原曲キーで歌っている男性を見かけますが、だいたい高すぎてヒィヒィ言いながら歌っているか、低すぎてどんより暗く歌っているかどっちかなので、キーは必ず変更しましょう。
ちなみに、「全上げ(ぜんあげ)」「全下げ(ぜんさげ)」という言い方をする人もいると思います。(私も曲によっては「全下げ」で歌うことがあります。)
ただ、機種によってはMAX値が違うので注意が必要です。
第一興商のDAMの場合は、MAX値が上も下も「7」になっています。しかし、他の機種ではMAX値が「6」の場合もあるので、「いつも全下げで歌っているから今日も全下げで!」と予約するとなんだかいつもと違う・・・という事態に陥りますので注意です。
ちなみに、鍵盤楽器を習ったことのある人は分かると思いますが、6下げ(♭6)と6上げ(♯6)は、結局同じキーに行きつきます。
「じゃあ、6下げも6上げも同じじゃん!」
となりますが、カラオケのキー変更はBGMの音程を機械で強制的に全て上げ下げするので、聴こえ方に違いが出てきます。
好みの問題になりますが、私は「6」なら下げる派です。
6個上げてしまうと、楽器の高音がキンキンして耳が痛くなるから。
逆に6個下げると全体的にどんよりとはしますが、キンキンした耳障りはなくなります。
まとめ
とにかく、無理をしない。等身大の歌をうたうことが「いいうた」への一歩だと思います。