こんにちは、学生時代に4年間コンビニでバイトをしていたあっきー(@hitokara_akkie)です。
コンビニの賞味期限が近い商品の廃棄問題が近年話題に上がることが多くなってきましたが、なんと、セブンイレブンが賞味期限の近い商品を実質値引きすると発表したそうです。
まさか、あのセブンが値下げに踏み切るとは・・・
個人的にはかなりの衝撃でした。
ただ、商品を直接30円、50円とダイレクトに値引きをする訳ではなく、賞味期限が近い商品を購入したお客さんに対して、ポイントで還元する方法を取るようですね。
賞味期限間近の商品の捨て方
自分は過去、4店舗のコンビニで働いてきましたが、店員の仕事の一つに賞味期限の近い商品を廃棄するという仕事がどの店舗でもありました。
過去にアルバイトした店舗
- ファミマ3店舗
- ローソン1店舗
- スリーエフ1店舗
これ、はじめのうちは結構ショックでした・・・。
だって、まだ食べられるものをポイポイ捨てるんですよ??
しかも、ほとんどの店舗で大きなゴミ箱にパッケージのまま。
売ってる状態そのままの商品を、ごみ箱に落としていくんです。
から揚げ弁当、冷やし中華、中華丼、パスタ、総菜パン・・・
ドンッ・・(←お弁当)
ドンッ・・・(←お弁当)
ドスンッ・・・・(←大きなお弁当)
ファサッ・・・(←かにぱん)
ドス・・・・(←お弁当)
あの音が今でも忘れられません・・・。
そして、いっぱいになったゴミ袋を、店の外の専用ゴミ置き場にポイ。
以上。
それはそれは、良心が痛みました。
自分は昭和で生まれて、小学校時代を昭和で育ったので、親からは常に「食べ物を粗末にするな!」と言われて育ってきました。
それこそ、茶碗のご飯粒は一粒の残さずに食べるようにしつけられました。
そんな自分が、東京に出てきてまだ食べられる食品をロボットのように捨てている・・・・。「お母さんごめんよ。」てな具合ですよ。
ただ、その後ろめたさも初めの1か月くらいまででした。
えっと、、、
慣れました。
完全に。
なんの後ろめたさも感じずにポイポイ捨ててましたね。
慣れって怖いですよ。本当に。
ちなみに、この廃棄については店舗によって処理が違う場合もあります。
直営店では持ち帰りNGだけど、フランチャイズでは・・・?
本来捨てるはずの廃棄商品。
基本的には店員は食べちゃダメなんですけど、店によって方針が違いました。(現在は変わっている可能性もありますが・・)
いわゆる直営店は、店員が持ち帰るのも店で食べるのも完全にNGでした。(さすが直営、厳しいです)
しかし、フランチャイズであれば、店長の裁量で食べていい店が多かったです。
- 「店の中でならこっそり食べていいよ」
- 「1個までなら持ち帰っていいよ」
- 「すきなだけ持って帰って~。その方がゴミが少なくなるし」
なんて、店長によって方針がバラバラでした。
その頃自分はまだ学生だったので、食費が助かったのは事実です。
ただ、賞味期限が本当に近かったので冷凍できるもの(おにぎりなど)は冷凍しておいて、後日レンジで解凍して食べたりしていました。(懐かしい・・・)
中には、こんな店長も居ました。。。
- 「自分が先に持って帰るの選ぶから、その後だった好きなのもってって!」
・・・
まぁ、店長だからいいですが、「そこはバイトたちに先に選ばせるくらいの器があっても良いんじゃない?」なんて思ってましたね。当時は。笑
今だから言えること
ちなみに、店舗によって廃棄商品を棚から降ろす時間はマチマチだったのですが、
- 「もうすぐあのからあげ弁当が廃棄の時間だ・・・。誰も買っていくなよ~・・・」
なんて、店長が聞いたら怒られるような会話も、同僚のバイトとしたこともあります。
あと、もう時効ですが、私がロー●ンで働いていた時によく売れていたのが「から●げくん」でした。
「から●げくん」って、フレーバーごとになん十個も一まとめになって大きな袋に入って冷凍で納品されるんですよ。(当時は)
それをフライヤーにドカドカと入れて調理する訳ですが、当時食欲旺盛だった自分は、既定の量より多めに「から●げくん」を揚げていました。
通常は5個単位で販売するので、5個、10個、15個、20個・・・と5の倍数の個数をフライヤーに入れなくてはいけないのですが、
あ!いっけねぇ!!
て具合に、手元がくるったふりをして1個か2個多めに入れてたりしました。
当然その分が端数になるので、
- 「しょうがないなぁー・・・もったいないし、食うか!!」
ってな具合にバックヤードでつまみ食いもしたりしました。
店長ごめんなさい。。。
まとめ
まだ食べられる食品を廃棄する時代は終わりを告げ、限りある資源として無駄なく消費できる時代がやってきているのかもしれません。
セブンイレブンのポイント還元施策によって、全国の店長が少しでも報われる運営体制になりますように・・・