こんにちは、あっきー(@hitokara_akkie)です。
皆さんはドタキャンされたことありますか?
自分はあります。
せっかく予定を入れていたのに急に一方的にキャンセルされると、「はぁ!?もう2度と誘わない!」なんて機嫌が悪くなってしまう人も多いのではないでしょうか?
どうしても相手に不信感を募らせてしまいますよね。
でも、私はある時から怒りの感情を持つ順番を変えることにしました。
ドタキャンされた時、すぐに怒っちゃダメ!?
それは、私がまだ大学生だった頃。ある親友と遊ぶ約束をしましたが、その約束を自分がドタキャンしたことがありました。
いや、もちろん約束は守るつもりだったのですが、結果的に待ち合わせ時間に遅れることになったのです。
その日は雨が降っていたので、約束の時間い間に合うように少し早めに家を出ました。
しかし、家を出て駅に向かっているとご年配の女性が道に座り込んでいたのです・・。
しかも、雨が降っているのに傘もささずに。
そんなの、めっちゃ気になるじゃないですか?
もちろん「大丈夫ですか?」って声をかけたんですが、普通に考えて大丈夫な訳もなく、、、「もともと足腰が悪くて休んでいたんです。雨が降ってきて帰ろうと思ったんだけど、足が痛くて起き上がれなくて・・」とおばあさん。
おいおいおいおい、この道そんなに人通り多くないし、自分が通らなかったらけっこうやばかったよね?
もちろん家まで送り届けましたが、おばあさんは足が悪いので肩を貸しながら話をしながら送り届けたんです。
なので、待ち合わせに遅れることは確実ながらも、友人に連絡すらできなかったんですね。
やっとのことでおばあさんを家まで送り届けたのですが、その時点で待ち合わせの5分前。
マジで遅れる5分前♪(言うてる場合じゃないんですけどね)
すぐに駅に向かっても40分くらい遅刻が確定。。。
すぐに友人に連絡したのですが、帰ってきた答えは
「え?今!?(こんなギリギリに連絡する!?)」
・・・
まぁ、そりゃそうですよね?
普通に考えたら「もっと早く連絡できるでしょ?」って思いますよね?自分が逆の立場だったら同じように思います。
もちろん謝りましたし、相手も許してくれたのですが、自分はそこで遅れた理由を詳しくは説明しませんでした。
言い訳がましくなるような気がしたんですよね。
「おばあさんを家まで送り届けてた」なんて、言い方によってはあからさまに「ウソじゃん!」って突っ込まれる内容ですしね。
今となっては、本当の事なんだから言い訳していいじゃん!って思いますが、当時は言い訳することがなんだかカッコ悪い年ごろだったのです。
結局、その後友人と合流してどこかで遊んだ記憶があります。
(あ、これはドタキャンじゃなくてただの遅刻でしたね。笑)
当時の私は言い訳=カッコ悪いという思考があったので、他にも同じように遅刻しても言い訳しないことが多かったんです。
そうしたところ、相手から怒られることもありましたし、めっきり誘いが来なくなった友人もいました。
まぁ、そりゃそうですよね。。。
とはいえ、遅刻の真実を知っているのは自分だけだったときに思ったことがあります。
それは、
真実は一つ!!
なんてカッコいいものではなく、遅刻やドタキャンには何かしら理由が必ずある。ということです。
もちろん、ただの寝坊や「やっぱめんどくせ!」なんて大人としてどうなの!?って理由もあると思います。
でも、理由ってそれだけじゃないはずなんですよね。
例えば、
- 急に家族に不幸があった
- 相手が事件・事故に巻き込まれた
- 歩いていたらインタビューされた
- 歩いていたら隕石が降ってきた
- 警察に呼び止められ、(冤罪で)3日間拘束された(笑い話じゃなく、実際にあるようです)
など、思いもよらないことって生きてりゃ意外と多くあります。
実際に、友人が待ち合わせ場所に行く途中で車との接触事故にあって大変な思いをしている時、「あいつ遅せーな!連絡もないし、何やってんだよ!!」って思ってる自分って、、、なんか嫌じゃないですか?
「マジでもう誘わない。ふざけんな」なんて思って帰宅した次の日、他の友人から事故の事を告げられたら、「え?まじ?うそでしょ?・・・」なんて、自己嫌悪に陥りますよね。
吉本興業、宮迫さん謝罪会見ドタキャンに思う事
同じことって、日々ニュース番組などで報道される内容にも潜んでいると思うんです。
最近だと、「吉本興業の宮迫さんが謝罪会見をドタキャン!」などと報じられましたね(結局本当の意味でのドタキャンではありませんでした)。
さらに古い話だと、地下鉄サリン事件が起きた当初、「犯人は近所に住む薬剤メーカーに勤める一般人だ!」と騒がれました。(結局、冤罪でしたよね)
いわゆる、マスコミに私たちが踊らされている状態。
正確に言うと、情報を鵜呑みにする危険性を自覚していない人が多いという事。
ドタキャンの例で言うと、
ドタキャンされた
↓
相手に100%非があるに違いない!
↓
相手は悪い奴だ!信用できない。
なんて、単純すぎる思考は捨てて、一度疑う心を持たなければならないなと。
- もしかすると、事故に合っているかもしれない。
- もしかすると、自分が時間を間違っているかもしれない。
- もしかすると、自分が相手に待ち合わせ場所を間違って伝えたかもしれない。
- もしかすると、これは夢かもしれない(これはちょっと大げさですね笑)
こんな風に、「もしかすると、〇〇かもしれない」という一歩引いて自分を俯瞰で見ることが、冷静な判断や、怒りによる無駄なストレスを抑制してくれると思います。
まぁ、実際に「ごっめーん!寝坊した!てへ!」なんていう相手には「てめぇコノヤロー!何回目だよ!」と怒ってもいいと思いますけどね。
まとめ
目に見える情報だけであらゆることを判断するのは危険。
一方的な情報だけではなく、あらゆる可能性をピックアップして判断材料に混ぜ込むことが大事!
なので、ドタキャンされたらすぐに怒らず、「もしかすると〇〇かもしれない」という疑いの心を持ってみましょう。