こんにちは、あっきー(@hitokara_akkie)です。
「歌ってみた」「一人ハモネプ(多重録音)」がやりたくて、つい先日自宅で録音する環境を整えました。
その際、ボーカルのレコーディングに欠かせないポップガード(※)が家に無かったので、格安で自作してみました。
※「ポップフィルター」とも言う。ボーカルレコーディング時に発生する「ぷ」とか「ぽ」など、破裂音のノイズがマイクに入らないようにするもの。
「ポップガードは欲しいけど、余計な出費は抑えたい!」という人は参考にしてみてくださいね!
100円ショップに売っているものだけで、ポップガードを作ってみた
そもそも、持ってたんです。
ポップガード。
(持ってたんかい)
それも、5,000円くらいする結構いいやつ。プロの現場でも使えるやつ。
でもね、引っ越しを繰り返すうちになくなっちゃったんですよ。
それがまさか、今になって使うことになるとは思いもしなかったんです。
今回宅録を再開するにあたって、新しく買っても良かったんです。
でも、悔しいじゃないですか。やるせないじゃないですか!!
とある通販サイトで検索すると、「ポップガード」って安いものでも1,200円くらいするんですよ。。。
でも、今回宅録の環境を作るにあたって参考にしたこちらの本に、「100円ショップで売ってるものだけで作れる!」って書いてたんです。
しかも、プロの現場でも使えるようなクオリティーの物が。
もう、作るしかないじゃないですか?
必要な材料は3つ。
- 刺繍(ししゅう)枠
- 車の日よけ(女性用ストッキングでも可)(男性用ストッキングってあるの!?)
- クリップ(ポップホルダー)
早速100円ショップに行き、買ってきました。
「刺繍枠」と「日よけ」。
・・・
「クリップ」が足りんやないかい!!
そう、近所の100円ショップに「クリップ」が置いてなかったんです。
ここで言う「クリップ」とは、「ポップホルダー」と呼ばれる、コンビニ等でPOPを棚に付ける時のこういうもの。
これの、長~いバージョンが欲しかったんです。
仕方がないので後日別の100円ショップへ。(執念)
しかし、そこにも置いてない!!
あったのは小さいヤツだけ↓
店員さんに聞いてみると、
・・・
はいばん・・・。
ここまで買ってそろえたのに!!
ここまでくると、余計に100円ショップの商品だけでポップガードを作りたくなるのが人の常。(そうでもないだろ)
何が何でも短いクリップと、他の長~い何かで作ってやる!
と、やっきになって店内を回っていると、代用できそうなものを発見!!
その名も「ソフトワイヤー」。
中に針金が入っていて、大きなものを束ねる時に使うものです。
いけんじゃね?
という事で、短いクリップと長~いワイヤーの2つを買ってきました。
結局、3つで済むはずの100円グッズが4つになってしまいましたが、まぁいいでしょう。
5分でできた!ポップガード
早速作ってみましょう。
【手順①】「刺繍枠」より大きめに、「日よけ」を切る。
※めっちゃざっくりで構いません。後で切るんで。
【手順②】「刺繍枠(小)」に「日よけ」をかぶせて、「刺繍枠(大)」をはめる。
※かなり布が余っていますが、これで大丈夫。後で切るんで。(はめ終わったらねじを締めてしっかり固定しておきましょう。)
【手順③】「刺繍枠」に沿ってあまった部分を切る。
これで頭の部分が完成しました。そこに短いクリップを付けます。
なんだか形になってきました。後はこれをマイクスタンドと繋げるだけ。。。
できました!!!
テッテレー!!!!
・・・
なんか、ちょっとダサくない??
なんか、蛇がマイクスタンドに巻き付いてるみたい。
しかも、ちょっと不安定・・・。。(ちょっと揺れてる)
まぁいい。
100円グッズだけで作ったことに意義がある。(と思いたい)
まとめ
ポップガードの手作りは意外と簡単でしたが、材料集めに苦労しました。
100円ショップの大型店が近くにある方にはお勧めです。
(そうでなければ通販で買っちゃったほうが早い気がします・・・)
なお、今回参考にした「はじめてのレコーディング」によると、ポップガードは手作りでも、レコーディング時の音声は、プロ用のポップガードでレコーディングしたものと遜色ないそうです。
また、実際にこれを使ってレコーディングした音源をYouTubeにアップしてみましたので、よかったら聴いてみてくださいね!
手作りポップガードをする方の参考になれば幸いです。