こんにちは、あっきー(@hitokara_akkie)です。
入った店をすぐに出た話です。
一旦席に着いたんですが、注文をせずに出たんです。。。
店内が明らかにヤバかった居酒屋
10年程前、仕事終わりに仲の良い友人と居酒屋に行こうという話になりました。
特にめぼしい店もなかったので、歩きながら決めようという話に。
看板を見てよさげな店に入ろうという事になりました。看板やたたずまいは普通だったんです。
その日は金曜日。週末という事もあって、「入れるかなぁ~」なんて話をしながら入り口のドアを開けると。。
店内にJ-POPのBGMは流れているものの、お客さんらしき声は聞こえてきません。
まだ時間も18:30だし、これからお客さんが入ってくるのかな?なんて思っていると、男性の店員さんが「らっしゃいませー・・・」と。
明らかにテンション低いし、やる気なし。
この時点でなんとなーく嫌な予感はしていたのですが、せっかく入ったし、料理がまずければ出ればいいや。的な気持ちでいました。
テーブルと食器が汚い
席に通されてびっくり。ほかに客は0。
オールゼロ。(ノンアルみたいな言い方やめろ)。
ただ、ここまではまだいい。「まだ時間も早いし、これからお客さんが来るんでしょ」くらいにしか思っていませんでした。
ただ、一たびテーブルに目をやると・・・・
汚い。。。
明らかに拭いてない。。。
前の客(いや、前日の最後の客?)の食べこぼした何やら茶色い物やら、埃やらがへばりついています。。。
そして、上向きに置かれた小皿は一見綺麗そうに見えますが、よく見ると洗い残しがばっちり残っています。
(黒い小皿って、汚れが目立たないからズルいよね!!)
顔を見合わせる二人。
(出ようか?)
アイコンタクトでお互いそう思っていたはず。
すっくと席を立って、店員さんに別れを告げました。
「すいません、やっぱり出ます♪」
ストレートに伝えると、「あ、はい。」と返事が。
(さては慣れてるな・・・)なんて思いつつ、その店を後にしたのでした。
当時はサンクコストなんて言葉はなかった(はず)
今でもこそ、サンクコストなんて言葉が浸透してきましたが、当時はそんな言葉はありません。
最近まで、「サンクス」コストだと思っていたのは内緒。(*´ω`)
サンクス(thanks)じゃなくて、「サンク(Sunk)」ね!すでに回収が不可能なコストのことですね!
時代の最先端を行っていたんですね~私は。
・・・
サンクコストって、私含め日本人皆が苦手とするところなはず。。
例えば、映画を見に行って、始めの30分でどうしようもなく面白くないとき、どうしますか?
- 「今は面白くなくても、このあと面白くなるはず!!」
- 「せっかくお金を払ったんだし、最後まで見ないと損!」
なんて思っちゃいますよね?
でも、それこそサンクコスト。
諦めも肝心です。すっぱりと退席してしまうのも一つの手だと思います。
たしかに、そのあと話が急展開して劇的におもしろくなる映画が⓪かと言われれば、0ではないはずです。
でも、逆にその可能性は極めて低いはず。。。
冒頭でつまらないな。。。と感じた映画をもったいないからと言って最後まで見て満足した経験ってありますか?
少ないはずなんですよね。
他にも、食べ放題のビュッフェに言って、「元をとらないと!!」と意気込んだはいいものの、食べすぎて吐いたり気持ち悪くなったり体調を崩したり。。。
飲み放題を注文したからと言って、飲みすぎて次の日を丸一日潰してしまったり。。。(コレ、私ですね。。。)
身の回りにはサンクコストにつながる出来事がたくさんあります。
スパっと諦めて、その時間を他の事に使うのも上手な時間の使い方と言えるんじゃないでしょうか?