こんにちは、あっきー(@hitokara_akkie)です。
私の歌以外の趣味である資格取得について、今回は「漢字検定2級」の合格方法のコツを3つと使用教材などについてお話ししようと思います。
■資格名称:日本漢字能力検定2級
■どんな資格?:すべての常用漢字を理解し、文章の中で適切に使えるレベルかを判断する資格。(高校卒業・大学・一般程度)
■受験資格:なし
■受験費用:3,500円(※2級の場合)(級によって変わる)
■試験形式:筆記
■合格基準:160点(200点満点中8割程度)
■合格年度:2012年
■受験回数:1回
■勉強期間:2012/11月頃~2013/2/3(約3か月)
■勉強時間:30時間程度(1日平均:30分~1時間程度)
■総合点数:167点
■使用教材:「ポケット漢検問題集2級」(972円)
■個人的難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆(4:やや易しい~普通)(参考:宅建を7とした場合)
■受験理由:準2級を保持していたので、勢いで2級まで取っておきたかった!
漢検2級の勉強方法の3つのコツ
2級に限らず、漢字検定全般に言えるコツを3つ紹介します。
- 書く
- アンテナを張っておく
- 意味を考える
【書く】
漢字の基本ですね。これを避けては通れません。
私は小さい時から漢字が嫌いだったので、この「書く」という行為ももちろん嫌いでした。
ただ、試験自体が筆記なので書くという行為からは逃れられません。
とはいっても、通学・通勤中はなかなか書くという行為ができません。
そこで私が実践していたのは空書(くうしょ)です。
その名の通り、空に書く。
紙もペンもないところに書きます。
例えば「挑む」という漢字を覚えたいときにはまず「てへん」を書いて、次に「兆」の順に書きます(普通ですね)。
その場合、書くところはどこでも構いません。
右利きの人であれば左の掌に書いてもいいと思いますし、満員電車に乗っている時であれば自分の掌に書いていることを想像しながら、右手を(人差し指だけでもOK!)少しだけでも動かすと良いです。
特に、参考書を見ただけで分かった気になる癖がある人は、筆記試験である漢字検定では危険です。
少しでも良いので指を動かしましょう。
もちろん、自宅や図書館やカフェで座ってゆっくり時間を取れる場合は、なるべく紙とペンを用意して書いて覚えましょう。
空書でも実際にかける場合も、共通してお勧めの方法があります。
それは、漢字を解体して覚えるという事です。
漢字は基本的に偏(へん)と旁(つくり)などの部首とそれ以外でできています。
例えば「唄」という漢字は、部首は「口」で、右側が「貝」ですよね?
2つの部分からできています。
画数が多い「蓋」という漢字も、解体すると「くさかんむり」「去」「皿」の3つからできています。
漢字=難しい
という思考に陥る原因は、いろんな要素で出来上がった最終的な形が「鬱」「蹴」「緻」だったりして「なんだか全体的に黒くて詰まってる!!」って訳で、解体すると一つ一つは知らない単語ではないことが多いです。(2級までは・・・)
なので、書いて覚える時にはただ単なる作業になりがちなところを、ちょっと目線を変えて、分解したものをくっつけるイメージで書くと良いと思います。
具体的には、
「山麓(さんろく)」の「麓(ろく)」という漢字は私だったら、木が2つあって、その下に鹿がいる・・・と画像もイメージしながら解体して覚えます。
【アンテナを張っておく】
実は漢字検定って、他の資格試験より断然勉強しやすいんです。
その理由は、漢字が身近だから。
漢字が身近だと何がいいのでしょうか?
それは、生活の中のいたるところに漢字がちりばめられていて、いつでもどこでも勉強することができるところにあります。
例えば、満員電車の通勤電車の中ではつり革にいろんな広告がありますよね。
たとえば「スキャンダル!!●●と△△に熱愛疑惑!」
ってあったとします。この「疑惑」という漢字書けますか?
ここで、「あ、自分この漢字書けないかも」と思ったらすかさず空書します。
書けなかったら3回くらい書いて覚えましょう。
次の駅までに1個くらいは覚えられるはずです。
座って通学・通勤できるという人はスマホを見ることが多いと思います。例えばyahooのトップページを見て、「東京五輪の獲得メダル予想」なんて記事があったとします。
「獲得」って書けますか?
書けなかったら即空書!!!
次の駅までに覚えてみましょう。
あとは、カラオケに行ったとき。
歌詞で「あなたに憧れて」という歌詞があったとします。
「憧れる」って書けますか?
書けなかったら即空書!!!
友達が歌っている時に知らない感じが出てきたら即空書!!!
あとは街中を歩いている時に普段何気なく見ている看板にもたくさん漢字を覚えるチャンスが転がっています。
こんな風に漢字って身の回りに溢れかえっているので勉強をしようと思えばいつでもできるんです。
なので、他の資格試験と違って格段に勉強しやすいのです。
頭の中をいつでも勉強モードにしておくことって、他の試験でも重要で、常に漢字のことを考えていつでも受け入れる体制を取っておくと、これまでよりも学習の吸収力が違ってきますよ!
いつも漢字のアンテナを張っておきましょう。
【意味を考える】
これは主に試験中の対策になるかもしれません。
「ちょうしょう」「あざける」という漢字(下線部分)を書きなさい
という書き取り問題が出た時、どうしても思い出せなかったとします。
そのとき、「ちょう」という読みに着目しましょう。
そうすると、「ちょう」と読む漢字に間違いないので、「ちょう」という漢字をひたすら探します。
- ちょうちょ・・・
- ちょうさ
- ちょうちん
- ちょうか
- ちょうせん・・・
朝鮮???
つくりは「朝」だったかも!!
あざわらうのは口だから、口へんに朝だから・・・
「嘲」だ!!!
とまぁ、こんな風に毎回成功する訳では無いのですが(笑)
「蹴る」の部首は「足」ですし、「肘」の部首は「にくづき」なので、漢字の意味やシチュエーションを想像すると思い出せる漢字って結構あります。
「麺」という漢字も、へんが「麦(「ばくにょう」と言うそうです)」で、作りが「面」なので、それこそ麦でできたメンなんですよね。
このように、試験中にどうしても感じが思い出せないときには音読みで漢字を探したり、意味やシチュエーションを想像すると意外とポッと漢字が出てきたりするので最後の手段でおすすめです。
まとめ
漢字検定2級の勉強法のコツは、
- 書く
- アンテナを張っておく
- 意味を考える
さぁ、今から身の回り全てが学習空間です!
1時間に1個くらいのペースで漢字を探して覚えてみましょう!!